シリーズ第一回“Talk your story. Learn new world.”「カーキ色の記憶」特別上映会

chaptertwo/ 10 28, 2018/ News

「無関心事」から「関心事」、そしてアクションへ。
シリーズ第一回特別編はシリア。
シリアでは2011年以来、30万人以上が命を落とし、600万人が家を追われた。何がこのような悲劇をもたらしたのか。
事の本質をシリアの人々の「記憶」を丹念に描いた本シリア映画、登壇者から学び、自らのアクションへと繋げる。

〇『カーキ色の記憶』について
シリアの悲劇は、2011年に始まったわけではない。1980年代にアサド体制に反対した多くの若者が当局に追われ、国を去らざるを得なかった。監督の個人的な物語が、他の4人の語り手の物語と重なり合う。くすんだ軍服に象徴される沈黙や恐怖、戦慄の記憶。赤い風船に託された自由と抵抗。何故シリア社会が爆発し、革命が始まったのか、その背景に迫る。過去を語りながら、未来を見すえるシリア人の物語。
https://www.memory-khaki.com/

〇登壇者 ナジーブ・エルカシュ氏 (Najib El-Khash)
ジャーナリスト、リサーラ・メディア代表
1973年シリア生まれ。1997年に来日。東京大学大学院、名古屋大学大学院にて映画理論を研究。
1998年から日本や北東アジアを取材し、アラブ諸国やヨーロッパのメデイアに取材を配信。
日本のテレビ番組にも出演(BS-TBSの『外国人記者は見た!』、東京MXテレビの『モーニング・クロス』、テレ朝の『世界が驚いたニッポン!』、日本テレビの『NEWS ZERO』など)
文化交流の分野にも活動してる(東京アラブ映画祭の企画アドバイザーなど)
リサーラ・メディア

〇主催目的
「遠い国の出来事」「自分とは関係のない人の話」は無意識にスワイプしてしまう。けれど、ひとたび誰かと向き合って語り合うという経験をすれば、その人自身やその人のバックグラウンドに関心を寄せずにはいられなくなる。
そんな経験がある人は多いだろう。そしてその関心が深まるきっかけがあれば、人は何らかのアクションを起こす。
「無関心事」から「関心事」、そしてアクションへ。
Chapter Two の通常運営は、「無関心事」から「関心事」へと変わるきっかけづくりを狙いとしているが、本シリーズではそこからさらにアクションへと繋げる。

〇日時:2018年11月10日(土)14時00分~17時30分(開場13時30分)
〇会場:Hostel Chapter Two Tokyo(台東区雷門2-1-6)
〇 定員:12名(予約制)
〇 入場料:3000円

●予約方法
メールにて応募予約
以下の内容をメールにてお知らせください。
(1) お名前(複数の方は全員のお名前)
(2) 人数
メール送信先 tokyo@hostel-chaptertwo.com
11月8日に参加可否のメールをこちらからご返信させて頂きます。

※小さな施設のため、スペースに限りがあります。
万が一定員に達した場合は、止むを得ずお断りすることがあります。どうぞご了承ください。

『カーキ色の記憶』
監督・シナリオ・編集 アルフォーズ・タンジュール
製作 アルジャジーラ・ドキュメンタリー(カタール)
撮影国 シリア、レバノン、ヨルダン、ギリシア、フランス、フィンランド
2016年|108分|アラビア語|BD
配給 アップリンク
配給協力 『カーキ色の記憶』日本上映委員会

製作総指揮・シナリオ ルアイ・ハッファール
制作指揮 イヤード・シハーブ
撮影監督 アフマド・ダクルーブ
音楽 キナーン・アズメ
ドラマトゥルク アリー・クルディー
美術補助 アラシュ・T・ライハーニー リンダ・ザハラ
日本語字幕 額賀深雪 岡崎弘樹
配給 アップリンク

◇受賞
2017年山形国際ドキュメンタリー映画祭最優秀賞
2017年スウェーデン・マルメ・アラブ・ドキュメンタリー祭最高監督賞
2017年ヨルダン・カラーマ人権映画祭ベスト・ドキュメンタリー賞

◇正式出品作品
ドバイ国際映画祭(UAE)、ホットドックス国際ドキュメンタリー映画祭(カナダ)、カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭(チェコ)、ダーウィン国際映画祭(オーストラリア)、ベルゲン国際映画祭(ノルウェー)、アラブ映画祭(オランダ)、モンペリエ地中海映画祭(フランス)、ライプツィヒ国際映画祭(ドイツ)、デンバー映画祭(米国)、リスボン国際映画祭(ポルトガル)、広州国際ドキュメンタリー映画祭(中国)、ディアゴナル映画祭(オーストリア)

◇アルフォーズ・タンジュール監督の紹介
シリア人ドキュメンタリー映画監督。1975年生まれ。2000年~2004年、モルドバの芸術アカデミーで映画演出を学ぶ。帰国後、シリア映画総局の監督となり、『小さな太陽』(2008)で2008年カルタゴ映画祭銅賞と2009年ベルギー・モンス映画祭審査員特別賞を受賞。2009年以後、アルジャジーラ・ドキュメンタリー・チャンネルにて記録映画を多数制作。『木製のライフル』(2011/2012)は2013年アルジャジーラ国際ドキュメンタリー映画祭で公的自由・人権賞、2014年中国国際金熊猫ドキュメンタリー祭で最優秀プロダクション金熊猫賞を受賞。2016年、最新作『カーキ色の記憶』も各国映画祭で高い評価を得る。