\金曜日はカレー曜日/今回は「ジョージア料理」第2弾です(第1弾のブログはこちら)。
ここ数年でよく話題にのぼるようになったジョージア、その中心的存在がジョージアワインでしょう。
「ワイン発祥の地」と言われることもあるジョージアの伝統的なワインづくりは、「クヴェヴリ」という粘土製の容器を用いて行われます。その歴史はなんと8000年!
社会がどれほど大きな変化を遂げても受け継がれてきたワインづくりの伝統が、ジョージアの人々のアイデンティティと誇りの大切な一部であり続けています。
さて今回は、知人の坪田さんがジョージアワインを独自ルートで入手したということで、ジョージア会をやることになりました。
目玉はジョージアワインの中でもとりわけ注目を集めている「アンバーワイン」(”オレンジワイン“とも)。そしてクヴェヴリで作られた赤と、ヨーロッパ製法の白の3本をご用意くださいました。
一般的に知られているワインは赤・白・ロゼですが、アンバーワインは第4のカテゴリーのワイン。
簡単に言うと、「白ブドウを用いて、赤ワインと同じプロセスで作られるワイン」です。
果皮や種子を除去せず一緒に発酵させるので、厚みのある味わいに。
白や赤では合わせづらい料理にも合う!と徐々に広まっています。
そんなワインに合わせて作った料理はこちらです。
日本で最も有名なジョージア料理でしょう。とんでもない量のニンニクを入れます。作り方は、鶏肉とニンニクを牛乳で煮込むだけ。塩で味付けするだけのシンプルさですが、驚くほどの深みがでます。
現地風にするために、フェヌグリークとコリアンダーを使って香づけをしました。
具のバリエーションは、ひき肉、きのこ、じゃがいも、チーズなど多種多様。今回はひき肉とマッシュルームで作りました。サワークリームとディルを添えて。皮は厚めでモチモチ食感が楽しい!ジョージアの人は皮の閉じ口部分は残すそうです(固いから?)が、私たちは残らず食べました。参加者の方から「アンバーワインと合う!」と言う声があがり、皆さんワインと合わせてたくさん召し上がってくれました。
ジョージア料理第1弾でも作ったこちら。今回も、駐日ジョージア臨時代理大使のティムラズ・レジャバさんがYoutubeで紹介されていたレシピを参照して作りました。めちゃくちゃ美味しかったのでリピート!
異国の食文化に触れるのって楽しいなぁと改めて感じた夜でした。
もし第3弾を開催するとなった時は、いよいよティムラズ・レジャバさんを招待したいと思います!
ヒンカリの具リメイクのキョフテ